一宮市恵林寺のブログ

愛知県一宮市恵林寺と関口道潤に関する坐禪会の提唱その他を紹介します。

2008年10月

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私は今から11年前、平成9年9月30日にヒマラヤの山中でヘリコプター墜落事故に遭遇し、同行の青年僧侶、機長、機関士らとともに重症を追いましたが九死に一生を得ました。ただ残念なことにガイドのシェルパ氏が一人殉死しました。来年がシェルパ氏の13回忌に当るために、供養のため再びネパールのカトマンズに参ります。遺族の家がカトマンズだからです。供養の法要が済んだら、ヒマラヤとは反対のタライ平原にあるチトワン国立公園に行く予定です。現地からの報告では3月の下旬から4月中旬がサラノキの開花時期とのことでした。供養の法要後に観光というのは少し申し訳ないようにも思いますが、その死が仏陀の涅槃と同じものであることを願い、沙羅双樹の花咲くチトワンに行って参ります。 
平成21年3月25日~31日
 
殉職したプルパ・シェルパ氏13回忌供養の旅
平成21年3月26日~4/1日
3月26日(木)午前08:00中部空港集合-香港経由
3月26日(木)中部空港 10:05発 CX533便 香 港 13:10着 乗継
     香  港 18:55発 KA102便 カトマンズ 21:25着シェルパ氏宅泊
3月27日(金)シェルパ氏宅にてプルパ・シェルパ氏13回忌供養の後、国
内線でポカラへ。ポカラ市内観光。ポカラ泊
3月28日(土)早朝サランコットの丘へハイキング(標高1592M片道約1時 間半)ポカラで昼食の後、専用車で陸路(160K約5時間9) チトワンへ到着後チトワン国立公園にてエレファント・ サファリ 約2時間       チトワン泊
3月29日(日) 終日沙羅双樹の花等自然散策・カヌー下り・バードウオ
ッチング等。夕食前、チトワン盆地に昔から住むタルー族の舞踊を鑑賞。チトワン泊
3月30日(月)朝食後、陸路パタンへ、レストランで昼食の後パタン市内観光を経て観光を経てナガルコットへ(205K約6時間)ナガルコット泊
3月31日(火)朝食後、ナガルコットを出てバクタブル、カトマンズ市内観光。
      カトマンズ空港 22:15発CX6705便 香港05:30+1着
4月 1日(水)香港 09:10発着CX530便  中部空港  15:40着
6泊7日(機内1泊) 3月26日(木)から4月1日(水)午後までの予定です。

曹洞宗古刹實地調査による『日本曹洞宗初期教団における法衣の研究』は私が30歳前期から40歳代半ばに掛けて永平寺、宝慶寺、総持寺祖院、永光寺、大乗寺などの曹洞宗の古刹を訪ねて、室内に伝承される由緒有る法衣を実地調査させていただいた調査記録で、平成7年7月1日に惠林寺から出版したものです。研究者にとっては重要な研究書と思いますが、現在入手困難です。しかし、最近惠林寺の書庫を整理していたところ100部ほど発見されました。希望者には実費頒布します。お問合せ下さい。
序文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内山 興正
序文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水野彌穂子
自序・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・関口 道潤
序 章 問題の提起
第 一 章 芙蓉道楷禅師とその人となりに就いて
第 二 章 天童山における高祖の参学と法衣に就いて
第 三 章 瑞石寺花車袈裟(傳芙蓉道楷法衣)に就いて
第 四 章 廣福寺二十五條衣(高祖お手縫い袈裟)に就いて
第 五 章 松源院二十五條衣(永平道元大和尚袈裟)に就いて
第 六 章 妙應寺二十五條衣(當寺二代大徹和尚傳衣)に就いて
第 七 章 明光寺二十五條衣(古代袈裟)に就いて
第 八 章 総持寺祖院襲藏古袈裟四件に就いて
第 九 章 大乗乘寺襲藏古袈裟三件に就いて
第 十 章 永平寺襲藏古袈裟七件に就いて
第十一章 能登覺皇院襲藏九條衣(當寺開山大徹和尚傳衣)に就いて
第十二章 永光寺襲藏古袈裟五件に就いて
第十三章 密藏院襲藏道元禅師法衣三件に就いて
第十四章 寶慶寺襲藏古袈裟三件に就いて
付     宗源祖師の頂相に就いて(結論として)
跋 文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・久馬 慧忠
刊行によせて・・・・・・・・・・・・・・・岡本 光文

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